海外旅行の服装はなにがいい?旅の最中に着回ししやすい服とは?

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海外旅行に行くとき、特に気になるのは「何を着ていくべきか?」「着回し」についてです。

今回は海外旅行の服装についてご紹介します。

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海外における身だしなみとは?

海外旅行にもおしゃれはしていきたいですよね?

でも、あんまり良い格好していくと、金持ちだと思われてスリに遭うと、親に心配される・・。

じゃあ思い切り汚い格好をすればいのでしょうか?

海外では、服装を見られることは無い?

「海外では身だしなみを、それ程見られることはない」と思っている人は多いと思います。

確かに日本は人の目があるので、身だしなみには厳しいかもしれません。

一方で、他の国は日本よりも気質がおおらかなので、適当な服装でもいいんじゃないか、という意見もわかります。

では、汚い格好、またはだらしない、もしくはスリから防衛する気満々で、いかにもフル装備な格好がいいのでしょうか。いや、どれもいけないと思います。

なぜなら、海外で格好悪かったり、貧相だったり、変な格好をしていたら、舐められます。


舐められてはいけないのでしょうか?舐められることで、自分の要求が通らなかったり、あまり親切にしてくれなかったり、ということが多くなり、不利益を被ることが多くなると、私は思っています。

ただでさえ見くびられる日本人。舐められて、楽しいと言えますか?

タイの高級デパート。タイのハイソな人々や日本人が多く利用している

他の国は日本よりも実力主義であり、東南アジアの国々を歩いていても、服装が貧相な人はそれなりの生活や仕事をしており、服装がちゃんとしている人は、ちゃんとしたサービスを受けられたり、いい仕事が出来たり、身分と服装が密接に結びついています。海外では服装は自分の力を示すために必要な道具なのではないか、と思っています。

その点日本では、ほとんどの人が着たいものを着れるので、服装が何かの効力を持つことはあまりありません。ハイブランドの物でも、ほとんどの人が1品か2品は持っています。

日本では逆に、お金持ちほど質素な服装でいるのが美徳とされ、ハイブランドの物で固めていれば蔑まれます。

「じゃあ良いものを着ていったほうが良いのか」とばかりにハイブランドの物を着ていくと、盗難に遭ったり、紛失に神経質になって疲れるので、着て行かないほうが良いです。

シンプルであり、流行をあまり取り入れず、誰にでも受け入れられる服装が一番です。

貧相な格好はかえって舐められ、不愉快な思いをすることもあるので、やめましょう。

服装は「シンプル、流行を追いかけない」を心がけること


旅行者は多少服装が汚くてもOK?

バックパッカーとして何か月も世界を旅している人は、髪は伸び、髭も伸び、服もヨレてきて、という人が多いです。

これが欧米人の長期旅行者であれば、汚くは見えないかもしれませんが、日本人だとどうも浮浪者に見えがちだと思います。顔も黒くなりますし。

そういう旅行者を現地の人はどう見ているのかと考えると、きっと「お金もないのに、どうして旅行しに来ているのだろう?」です。

もしくは「地元の人間」だと思われたり、「顔も黒くて汚くて、どちらかと言えばホームレスだと思われている」のかもしれません。

私は旅の服装にもマナーがあってしかるべきだと思います。

それは流行りに乗っかった独りよがりなものではなく、どこでも通じいるような極めてシンプル、変な匂いのしない清潔な服装です。

旅の間こそ、服装の基本に立ち返りましょう。

旅行者だからといって、汚すぎる服は舐められるのでNG。

旅行中こそシンプルな服装を!


流行りを取り入れない!

流行りの格好をしていきたい、というのはあるでしょう。

しかし、その流行りは日本での流行りであって、海外の流行りではありません。

そのファッションが、よく考えたら独特なものであればあるほど、海外では奇異の目で見られます。

一時期、アジア雑貨店で売っている、パッチワークで作ったような服を来て旅をするのが流行りました。例えば色は濃色、オレンジを多用しており、ディテールは太めでダボッとしています。いわばエスニック風ファッションです。


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現地の人の服装をイメージしているのかもしれませんが、そんな不自然な格好で旅行すると、現地の人から思われるのは「変な人」です。

現地の人でさえジーンズやTシャツを来ているのに、自分はエスニック風な服を来ているのは明らかに不自然です。

ひょっとしたら「金が無いのか」と思われるかもしれません。

ファッションは日本においては自己満足ですが、海外では違う、ということを認識し、旅する時はオーソドックスな、万国共通のファッションにしましょう。

その方が舐められることもないですし、あちらとしても近づきやすくなると思うのです。

流行りの服を着ず、オーソドックスなファッションを心がける


装飾品は身につけて行ってもいい?

確かに派手すぎたり、キラキラなものを沢山身につけて海外旅行に行くのは、盗難の危険があるので控えたほうが良いでしょう。

装飾品を多数持っていくのも止めたほうが良いです。

私の装飾品は腕時計のみです。

旅で疲れてくると、うっかりトイレに忘れたり、ベンチに置き忘れて、そのまま誰かに盗まれたりということが良くあります。

忘れるのはスマホ、財布しかりです。気をつけましょう!

無くなってもいいようなものなら良いですが、大事なものを身に着けていると、旅の最中「無くさないように」と神経質にもなるので、旅を思いっきり楽しむためにも、大事なものは持っていかず、装飾品は少なめにしましょう。

装飾品は少なめ、もしくは持っていかないほうがいい!

大事なものは持っていかないこと!


おすすめの着回しができるファッション(暑い国)

これからオススメする服装は、街歩きを想定しています。

ジーンズ

ジーンズは万国共通のファッションアイテムなので、誰も変だとは思いません。

ジーンズのタイプは細すぎず、太すぎないストレートジーンズがいいと思っています。

細いジーンズだと、それが暑い国の場合、汗でぴったりしますし、風通しが悪いので熱くて疲れますし、太いジーンズだと野暮ったく見えます。

普通のストレートジーンズが一番無難かつ、ベストです。


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私が旅行中に履いているのは薄い青のエイジング加工がしてあるジーンズで、濃紺ほど見た目硬くなく、オシャレに決まりやすいので、これを履いています。


私は前ポケットに財布を入れて持ち歩いているのですが、ジーンズだと生地が硬いので、前ポケットに財布を入れると、うまい具合に引っかかるので、めったなことでは落ちたり無くしたりしせん。ベルトループもあるので、鎖もつけられます。

セキュリティ対策としてもジーンズ優秀ですし、丈夫なので旅にうってつけです。

ジーンズはファッションアイテムとしてもセキュリティ対策の面でも優秀


無地Tシャツ・白or黒

一番無難かつ、何にでも合わせられて、寒くなれば上に何か羽織れ、それだけ着ても全く問題ないのは無地の白Tシャツか、黒Tシャツです。

以前「HAORE」と書かれた柄物Tシャツを着ていったのですが、これはハワイの人の言葉で「白人」の意味らしく、当然黄色人種のわたしは、恥ずかしい思いをしました。

その人は笑っていたのですが、ロゴの意味が、別の土地では本人が全く予想し得ない意味になってしまうことが多々あると思い、その時から柄物は止めています。外国人が謎の漢字Tシャツを着ているのと一緒です。


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Tシャツのサイズは小さすぎず大きすぎずで着ています。子供や若い人であれば小さめやビッグサイズでもいいですが、もういい大人なので、ほどほどに余裕があり、ピッタリしすぎないTシャツが大人らしくて良いと思っています。

色は白か黒がベストだと思っていて、それ以外の色は別に無くてもいいと思っています。

無地のTシャツは、特に暑い国では肌が透けてしまうので、なかにベージュの肌着を一枚着ていくといいでしょう。肌着を一枚切れば、Tシャツが汗でピッタリしないので汚く見えないし、逆に涼しいです。 

柄の入ったTシャツは、無地よりも他の服に合わせにくいので私は着ません。

着こなしの面から無地の白か黒のTシャツが良い。


スニーカー

靴

以前は、旅行にはトレッキングシューズを履いましたが、今はスニーカーを履いています。それも白スニーカーです。

トレッキングシューズは街歩きにも、荒れた道を歩くのにも最適な靴で、厚いソールは地面のボコボコによるダメージを軽減してくれますし、なんと言っても歩きやすく、長時間の歩行にも最適です。

本当はトレッキングシューズを履きたいのですが、ジーンズとトレッキングシューズの組み合わせは、個人的にはあまり格好良くないと思っています。

ですので今は、そこそこ疲れず、ファッショナブルに映るよう、アディダスのスタンスミスを履いています。

スタンスミスは底が硬く、しっかりと踏み切れるようになっているので、歩くのには優秀ですし、軽いのでそこそこ疲れません。


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ただ白いので汚れが目立ちます。私が白スニーカーを選んだのは、白が好きだからですが、海外はよく砂埃が舞っていたり、道が舗装されておらず泥に足を入れてしまったり、といったことが結構あるので、白いスニーカーはすぐに汚れてしまいます。

正直白スニーカーは旅行には不向きです。白スニーカーを履いていくなら、一日の終りにちゃんと手入れしましょう。

手入れが面倒でしたら黒いスニーカーやトレッキングシューズがいいでしょう。

本当はトレッキングシューズがベスト。

海外では靴は汚れやすい。


カーディガン

どんなに暑い所に行く場合でも、一枚は長袖を持っていきましょう。

暑い国は室内が寒いことが多いので、長袖は必須です。

以前、タイの空港で夜を明かしたことがあるのですが、あの空港は冷房がガンガン効いていて、ベンチでウトウトしていたら風邪を引いてしまいました。その時は長袖を着ていなかったのです。

外は30度超えなので、室内に入ったときは涼しくて気持ちいいのですが、室内で長袖を着ないでいると、私のように風邪を引きます。室内の寒さには要注意です。

なぜYシャツじゃなくてカーディガンかというと、バッグに入れてもシャツほどシワにならないからです。ローゲージの羽織れるニットがあれば、その方がシワにならないので、カーディガンよりも良いかもしません。カーディガンのほうがシャツよりもたたみやすく、片付けが苦手な人にもカーディガンはぴったりです。


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写真はローゲージのショールカーディガンです。もう少し薄手のカーディガンでも良かったかもしれません。

私がシワにこだわるのは、シワがあると貧乏くさく見えるからです。旅先でもアイロンするのであればいいのですが、私は疲れてアイロンどころではありません。セカンドバッグに入れておいて、寒いときにサッと取り出すという意味でも、シワが出来るか出来ないかは重要です。

ウィンドブレーカーのようなナイロン系は、私の経験上、そこまで必要ありません。雨が降っても雨宿りするし、風邪を通さないので暑くなるからです。

カーディガンを一枚、バッグに入れておくと、寒いときに安心。


寒い国に行く場合は?

では寒い国に行くときは何を着ていきましょう?

「寒い」のはいけない

私が旅先で経験した一番の寒さは、12月のトルコのカッパドキアでした。夜の気温は氷点下近くなり、泊まったところは昔の洞窟を改装したホテルなのですが、なんとストーブは無く、寒くて寒くて布団にくるまって、なんとか体を温めていました。

昼間はまだ温かくなるのですが、夜は寒いという、昼夜の寒暖差が大きい地域なのです。

「寒さ」というのは、体力だけでなく、思考力も奪っていくものです。

寒いと孤独感を感じたり、気持ちが落ち込んだりと、前向きな思考からどんどん遠ざかってしまいます。

気持ちが沈むと体にも症状が出現して、動けなくなったり、風邪を引いたりするので、せっかくの旅行を楽しい記憶として残すためにも、「寒さ」はなんとしても防がなければなりません。

寒い思いをするのは、何としても避けること


薄手のダウンジャケット

ダウンは寒さを防ぐには最適です。羽毛なので、布団をかぶっているのと同じです。

旅行にそこまで厚いダウンは、要らないと、個人的には思っています。歩いていると暑くなるし、持ち物として持っていくのに、あまりに厚いと邪魔になります。持っていったは良いけど、実際使わなかった、ということは、実際あるので、そうなったらバッグのスペースを余計に使うだけです。

「寒い場合の保険」も、やりすぎはいけません。あくまで軽い物です。


私が持っていくのは、薄手のダウンジャケットです。


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そこそこ暖かく、小さく畳めるので、寒いと感じたときにサッと羽織れ、手持ちのバッグにもすんなり入るので、旅行には最適です。

厚いダウンは邪魔になるのでNG!


長袖のインナー

ウルトラライトダウンで「寒い」と感じた場合は、更に中に着ます。

ヒートテックは汗冷えを起こしやすいので、私は持っていかず、普通のセーターか、ポリエステルのインナーを持っていきます。

ポリエステルのインナーは保温力に優れているので、実は寒さには最高です。


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旅の間は厚いジャケットを一枚持っていくよりも、寒いと感じたらもう一枚中に着る、それでも寒ければもう一枚、という重ね着が効果的です。

なぜなら歩いていると暑くなることがよくあるので、その度に厚いジャケットを脱いだり着たりしているより、重ね着で調節するほうが楽です。

保温力はポリエステルが高い


旅行のファッションはシンプルを心がける

以上が、私が旅行中に持っていくアイテムです。

これを見る限り、ファッションとしてのアイテムはかなり限定され、したいコーディネートはできない、全然面白くないと思うかもしれませんが、どれもシンプルな分、簡単に格好が決まるので、大して考えることなく、コーディネートが決まります。

これは日常のファッションにおいても言えることで、シンプルなものを多数揃えておけば、コーディネートの幅が広がるのと一緒です。

旅先で受け入れられ、シンプルで大人なファッションを心がけましょう。

プロフィール

ご覧いただきありがとうございます。旅が好きで、今まで30の国を巡ってきました。私の経験や知識を、海外を目指す方々にお役立ていただきたく、情報発信をさせて頂いております。

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